根室局が道教育実践表彰伝達式　さらなる活躍を期待　山田主幹教諭（別海中央小）、計根別学園に

（道・道教委 2017-03-21付）

山田主幹教諭（左から２番目）

　【根室発】根室教育局は二月下旬から三月上旬にかけ、別海町立別海中央小学校（稲村和典校長）と中標津町立計根別学園（永谷隆夫校長）で、本年度の道教育実践表彰の伝達式を執り行った。蓑島崇局長が表彰状等を手渡し、これまでの取組に敬意を表するとともに今後の活躍を願った。

　本年度、管内からは別海町立別海中央小学校の山田妃呂美主幹教諭、中標津町立計根別学園が道教育実践表彰を受賞した。

　山田主幹教諭は「学校力向上に関する総合実践事業」を推進する別海中央小において、全学年の単元一覧シートの作成など、教育課程の改善・充実に向けた取組を展開。また、各種研修会の講師等も務め、自校だけでなく町内外の若手教員に実践を普及・還元するなどの活動も高く評価された。

　計根別学園は、九年間の系統性を確保した教育課程の編成や指導方法の工夫改善を行うなど、一体的な組織体制のもとで、小中一貫教育の取組を推進。全校で共通理解を図った学習規律の徹底やノート指導を充実させているほか、家庭学習習慣の定着に向け取組や、児童生徒の学ぶ意欲を高めて学習内容を定着させる実践も高く評価された。

　伝達式は、別海中央小では町教委の中谷隆弘教育部長らが、計根別学園では町教委の小谷木透教育長らが立ち会って実施。表彰者の業績を紹介したあと蓑島局長が表彰状等を手渡し、これまでの取組に敬意を表するとともに、今後の活躍を願っていた。

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中標津町立計根別学園

(道・道教委 2017-03-21付)