【解説】公立小・中学校の女性管理職
(解説 2017-03-27付)

 道教委は、二十九年度の公立小・中学校における女性管理職の状況をまとめた。

 校長・教頭を合わせた総数は、対二十八年度比三十人減の二千六百七人で、そのうち、女性管理職は一人減の二百二十二人。女性比率は八・五%で、二十八年度と同率だった。

 管内別では、釧路が校長・教頭総数百七十九人に対し、女性管理職が二十四人。女性比率は一三・四%と、全道で最も高かった。以下、留萌が七人、一三・〇%、上川が四十一人、一一・五%、渡島が二十八人、一〇・五%などとなっている。

 校長採用者数・教頭昇任者数は四十七人で、五人増加した。管内別では、釧路が八人、上川とオホーツクが七人など。

 校長は、総数が二十人減の一千三百人。うち、女性校長は二人減の百三人。女性比率は七・九%で、〇・一ポイント減少した。

 管内別では、釧路が校長総数八十九人に対し、女性校長が十四人、一五・七%で、女性比率が最も高く、以下、上川が二十人、一一・四%、後志が九人、九・四%など。

 校長採用者数は、一人減の二十一人。管内別では、上川と釧路が四人、石狩など四管内が二人となっている。

 教頭は、総数が十人減の一千三百七人。そのうち、女性教頭は、一人増の百十九人。女性比率は、〇・一ポイント増の九・一%。

 管内別にみると、留萌が教頭総数二十六人に対し、女性教頭が五人、一九・二%で、女性比率が最も高い。また、渡島が十六人、一二・〇%。石狩が十二人、上川が二十一人で、ともに一一・七%。日高が五人、一一・六%など。

 教頭昇任者数は、六人増の二十六人。管内別では、オホーツクが六人、釧路が四人、空知・渡島・上川・十勝が三人などとなっている。

(解説 2017-03-27付)

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