道小学校放送教育研究会が理事会　豊かな学びの創造目指す　夏・冬季に研修会、小松会長再任

（関係団体 2017-05-25付）

　道小学校放送教育研究会は十三日、ＮＨＫ札幌放送局で二十九年度理事会を開いた。十一月に足寄町で、第六十九回道放送教育研究大会・第六十三回道視聴覚教育研究大会合同大会に取り組むことなどを盛り込んだ、二十九年度事業計画を決定。役員改選では会長に、札幌市立石山東小学校の小松靖一校長を再任した。

　冒頭、小松会長があいさつ。新学習指導要領に合わせ、ＮＨＫの学校放送番組の改編が進んでいることにふれ、「番組活用に関する私たちの研究を様々な場で広め、全道の先生に活用してもらえるよう、各地区相互の情報交換や交流をより活発にして、事業を推進していきたい」と意気込みを述べた。

　議事では、二十八年度の事業や会計決算報告などを承認。二十九年度の事業計画、予算について審議し、いずれも原案どおりに決定した。

　事業計画では、研究主題「“生きる力”を育み、未来を拓く　豊かな学びの創造～子どもが生き生きと学ぶアクティブ・ラーニングをめざした学校放送番組・ＩＣＴ活用」のもと、重点課題に、①「生きる力」を育む放送教育の底辺を広げる②豊かな学びを創造する放送教育をすすめ発信する―の二点を柱に掲げた。

　具体的には、十一月二日に足寄町立足寄中学校などで、第六十九回道放送教育研究大会・第六十三回道視聴覚教育研究大会合同大会十勝・足寄大会のほか、八月十日に江別市立江別第一小学校で、道放協夏季特別研修会、来年一月十日にＮＨＫ札幌放送局で、冬季特別研修会などを開くことを決めた。

　役員改選では、会長に札幌市立石山東小の小松校長を再任した。

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝小松靖一（札幌市立石山東小校長）

▽副会長＝吉藤清孝（幕別町立札内北小校長）、比良彰男（千歳市立泉沢小校長）、大垣秀彦（東川町立東川第二小校長・新）

▽理事＝大垣秀彦（東川町立東川第二小校長・新）、大浦久美子（函館市立臼尻小校長・新）、仲敏行（士幌町立新田小校長・新）、比良彰男（千歳市立泉沢小校長・新）、葛西正敏（伊達市立長和小校長・新）、樅山正直（札幌市立札苗緑小校長・新）、斉藤拓也（札幌市立月寒小校長）

▽監査＝小笠原康友（札幌市立共栄小校長・新）、川端宏治（札幌市立北野平小校長・新）

▽事務局長＝神田英輝（札幌市立栄西小教諭）

(関係団体 2017-05-25付)