第６期第８回道教育推進会議　道教委活動の点検等開始　教育計画の答申は３０年１月

（道・道教委 2017-06-05付）

道教委の２８年度活動状況について点検・評価した

　道教育推進会議（小内透会長）は一日、札幌市内の道第二水産ビルで第六期第八回会議を開いた。二十八年度道教委の活動状況に関する点検・評価の協議を開始。また、新しい教育計画策定に向け、事務局が施策概念図の検討案、今後のスケジュール案を提示した。八月までに計画素案の協議を終え、パブリックコメントや議会議論も踏まえて、十一月から計画案の協議に入り、三十年一月、道教委に計画を答申する予定。

　道教委の附属機関の道教育推進会議は、条例に基づき、道教委の管理・執行状況の点検・評価のほか、諮問に応じ、基本的な計画の策定・変更について調査審議することを所掌事項としている。

　昨年五月の第一回会議で柴田達夫教育長の諮問を受け、三十年度から五年間の新しい教育計画策定に向けた審議を進めている。

　委員八人が出席した第八回会議では、二十八年度道教委の活動状況に関する点検・評価の協議を開始した。

　事務局が、二十八年度の施策推進状況について、知育、徳育、体育、その他に大きく分けて説明した。

　委員からは、特別支援教育における個別の教育支援計画や、いじめ・不登校等対策、本道の子どもたちの特色に応じた体力向上方策などに関する意見が出た。

　続いて、事務局が新しい教育計画の施策概念図を説明。二つの基本理念、六つの目標と三十の施策項目、喫緊に取り組むべき二つの重点からなる概念図の検討案を示した。

　今後の審議のスケジュールも提案した。

　七・八月に計画素案を協議し、九・十月のパブリックコメントや議会議論も踏まえ、十一月から計画案について協議。三十年一月に答申する予定。

(道・道教委 2017-06-05付)