29年度就職指導の改善に関する研究課題
(道・道教委 2017-06-06付)

 道教委の二十九年度就職指導の改善に関する研究における実践研究校の研究課題の概要はつぎのとおり。

【月形高校】

▼公共職業安定所や進路相談員と連携した、効果的な企業等への求人開拓の在り方

▽公共職業安定所や進路相談員と連携した企業訪問によって、企業の理念や求める人材像を詳細に把握し、効果的に生徒および保護者に情報提供するなど、生徒と企業とのミスマッチを防ぐための研究

▽進路相談員および公共職業安定所や社会福祉機関の職員による特別な支援を必要とする生徒に対する効果的な情報提供や面談方法の研究

▽キャリア教育推進のための公共職業安定所や進路相談員との連携方法の研究

▼就職状況の変化に対応した、効果的な就職相談の在り方

▽全教職員での生徒の面談記録の共有化に向けた研究

▽進路相談員と連携した就職希望者に対する効果的な面談実施方法の研究

▽卒業生対象のアンケートによる、在校生に対するアドバイス等の情報収集および分析

▼指定校と研究協力校との連携・協力の在り方

▽キャリア教育・職業教育推進事業との関連を意識し、一年生から三年生までの体系的な就職指導体制の確立に向けた研究および環流的かつ効果的な指導法の研究

▽研究協力校のキャリア教育や就職指導の充実に資する情報交換および研究協議

【上磯高校】

▼公共職業安定所や進路相談員と連携した、効果的な企業等への求人開拓の在り方

▽進路関係機関と連携して管内企業等の情報を収集し、積極的に求人開拓を推進

▽公共職業安定所等による就職支援事業を活用した、勤労観・職業観の育成

▽就職支援充実のための進路指導の組織的な校内体制の確立

▼就職状況の変化に対応した、効果的な就職相談の在り方

▽進路相談員やジョブサポーターと連携した、きめ細かな個別面談指導の推進

▽就職状況の変化に対応した情報の収集および地域企業等への訪問実施

▽進路説明会や『進路だより』などによる、生徒や保護者への情報の提供

▽安易な離職を防ぐための職業マッチングを目指す就職指導体制の構築

▼指定校と研究協力校との連携・協力の在り方

▽協力校との就職指導会議を開催し、就職指導の改善および効果的な指導体制の共有

▽協力校と連携した、地域の求人情報の共有

【七飯高校】

▼公共職業安定所や進路相談員と連携した、効果的な企業等への求人開拓の在り方

▽公共職業安定所や進路相談員と連携し、管内企業の情報を有効に活用しながら求人開拓を推進

▽関係機関による就職支援事業を積極的に活用し、望ましい勤労観や職業観を育成

▽就職支援に有効な校内指導体制の確立

▼就職状況の変化に対応した、効果的な就職相談の在り方

▽進路相談員やジョブサポーターと連携したきめ細やかな面談指導

▽地域企業への定期訪問等による情報収集および生徒・保護者への情報提供

▽三年間を見通した就職指導体制の確立

▼指定校と研究協力校との連携・協力の在り方

▽協力校との就職指導会議を開催し、情報や就職指導の改善策を共有

▽協力校と連携し、地域の求人情報を共有

▼基礎的・汎用的能力の育成

▽ソーシャルスキルおよび思考力・表現力の育成

【美瑛高校】

▼公共職業安定所や進路相談員と連携した、効果的な企業等への求人開拓の在り方

▽公共職業安定所や進路相談員との連携を深め、生徒の希望する職種の求人開拓を行い、生徒へ具体的な情報を提供する研究

▽卒業生が就職した企業、インターンシップ受け入れ企業、地元企業などとの効果的な連携方法についての研究

▼就職状況の変化に対応した、効果的な就職相談の在り方

▽公共職業安定所や進路相談員との連携の中でそれぞれの役割分担を明確にし、効果的なキャリアカウンセリングの実施と情報の共有化についての研究

▽就職指導に関する校内研修の効果的な方法についての研究

▽生徒との個別面談を随時行い、生徒の就職に関する希望状況の変化をいち早く知り、的確な支援を行う研究

▼指定校と研究協力校との連携・協力の在り方

▽指定校と研究協力校の就職指導検討委員会の開催(年間三回)

▽各校の求人情報や職場訪問の内容等の情報交換についての研究

▽各校の就職支援体制の在り方についての研究

【清里高校】

▼公共職業安定所や進路相談員と連携した、効果的な企業等への求人開拓の在り方

▽特別な支援が必要な生徒のジョブカフェ、若者サポートセンターでの体験活動への参加

▽進路相談員、公共職業安定所の障がい者職業紹介就職促進指導官と協力した、定期的な面談、職業適性テスト等の実施

▽地域(清里、斜里、小清水)の商工会と連携した新規事業開拓に向けた連携会議の開催

▼就職状況の変化に対応した、効果的な就職相談の在り方

▽インターンシップを活用した、特別な支援を必要とする生徒の就業体験実施

▽特別な支援を必要とする生徒の就労に向けた企業訪問と新規事業所開拓

▽道立北見高等技術専門学院と連携した、職業訓練の体験学習

▽教員、保護者およびインターンシップ受入企業を対象としたアンケート調査実施による支援組織改善の把握

▽「小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業」の取組を活用した職業観、就労観の育成

▼指定校と研究協力校との連携・協力の在り方

▽網走養護学校と協力し、特別な支援を必要とする生徒への校内体制、指導の在り方、就労の実態等についての研修実施

【白糠高校】

▼公共職業安定所や進路相談員と連携した、効果的な企業等への求人開拓の在り方

▽公共職業安定所や進路相談員と連携した企業訪問実施と生徒・保護者への情報提供

▽企業が求める人材像の把握と、生徒と企業とのミスマッチを防ぐための研究

▽生徒が希望する業種に関する情報の収集と活用

▽特別な支援を必要とする生徒への効果的進路指導法の研究と関係機関との連携

▼就職状況の変化に対応した、効果的な就職相談の在り方

▽アンケート調査の実施等による生徒のニーズの的確な把握

▽外部講師による就職講話や面接指導の実施

▽就職未内定者に対する就職相談や個別指導の充実

▽生徒の成績や面談および進路指導の記録の共有化に向けた研究

▼指定校と研究協力校との連携・協力の在り方

▽地域の求人状況や生徒の実態、各校の就職指導に関する課題等を情報交換しながら、課題解決に向けた連携協力の在り方についての研究

▽就職指導の充実に資する情報や資料、ハローワークや企業訪問で得た求人情報等の研究協力校への積極的な提供と保護者が参加するキャリア教育の推進に関する講演会の開催

(道・道教委 2017-06-06付)

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