札幌新陽高が国際交流　〝南中ソーラン〟で歓迎　ロシアからＹＯＳＡＫＯＩチーム

（学校 2017-06-16付）

〝新陽ソーラン〟として新たな伝統をつくっていく

　札幌新陽高校（荒井優校長）は十三日、同校でＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭り出場のロシア・サハリンチームとの交流を行った。同校生徒は、〝南中ソーラン〟を踊ってサハリンチームを歓迎。サハリンチームも〝笑顔〟と〝躍動〟をテーマにしたダンスを披露し、交流を深めた。

　サハリンチームは、サハリン国立総合大学の学生を中心に、十二～三十三歳のメンバーで構成。道・ロシア極東交流事業実行委員会の招きで来道し、第二十六回ＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭りに参加した。

　この日は、サハリンチームを全校生徒で迎え、歓迎会を開いた。

　歓迎会では、荒井校長、同校生徒会長、サハリンチーム代表が「きょうは一緒に楽しみたい」「これからも交流を続けたい」などとあいさつ。

　続いて、同校生徒が南中ソーランを披露した。同校では、カリキュラムに南中ソーランを取り入れており、ことしのＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭りに、一年生全員が参加。そのパフォーマンスで歓迎した。

　一方、サハリンチームは、〝素敵な笑顔で躍動するロシア・サハリンチーム〟をテーマに、ＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭りに参加しており、そのテーマに基づくパフォーマンスを披露した。

　そのあと、実行委事務局を務めるＮＰＯ法人北海道日本ロシア協会の大久保慧会長があいさつ。大久保会長は、稚内市立稚内南中学校で校長を務め、南中ソーランの取組を進めた当時を振り返り、「皆さんの踊りは南中ソーランを越えた。きょうからは〝新陽ソーラン〟として、新たな伝統にしてほしい」と呼びかけた。

　歓迎会のあとは、音楽・英語・社会の交流授業、書道の体験授業を通して、交流を深めた。

(学校 2017-06-16付)