北広島西部中が陶芸体験を実施　個性あふれる焼き物制作　星槎道都大と中大連携図る

（学校 2017-06-20付）

指導を受けながら作業に取り組む生徒

　北広島市立西部中学校（新田元紀校長）は十三日、星槎道都大学（山本一彦学長）で陶芸体験を実施した。特別支援学級の生徒四人が参加。星槎道都大美術学部デザイン学科の中島知之講師の指導のもと、それぞれ個性あふれるコップやマグカップをつくりあげた。

　陶芸体験は、西部中学校区コミュニティ・スクールの取組の一環として実施したもの。北広島市で三十年度から実施する小中一貫教育に向け、星槎道都大の専門性のある教育力を活用した中大連携に取り組んでいる。同校では、作業学習の一環として実施した。

　生徒たちは、全体の工程について中島講師から説明を受けたあと、作業を開始。粘土をろくろの上に乗せ、指で押し広げながらコップの形に整えた。中島講師から「集中してゆっくり手を動かして」などとアドバイスを受けながら、真剣に作業に取り組み、底を細くしたり、取っ手を付けたりするなど、思い思いのコップをつくりあげた。

　参加した生徒は「自分の想像した形に近づいていくのが楽しかった」などと感想を述べていた。

　今後は、七月に着色や絵付けを行い完成させる予定。

(学校 2017-06-20付)