札幌市立高の３０年度入選学校裁量事項　全日制５校で学校裁量問題　清田（普通）が推薦入試導入

（学校 2017-06-19付）

札幌市立高校学校裁量一覧（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は十六日、札幌市立高校の三十年度入学者選抜における学校裁量事項の概要を発表した。全日制・定時制の推薦入試は新たに清田高の普通科普通コースで導入するなど、七校八学科で実施。このうち、三学科で英語の聞き取りテストを行う。また、一般入試の学力検査では、全日制の五校七学科で学校裁量問題を行う。

　札幌市立高校の三十年度入学者選抜概要をみると、全日制では新たに清田高の普通科普通コースで導入するなど、六校七学科で推薦入試を実施。面接以外の実施項目では、旭丘高普通科や清田高普通科普通コースとグローバルコースで英語の聞き取りテストを取り入れる。

　自己アピール文の提出は、藻岩高普通科、平岸高普通科デザインアートコース、清田高普通科普通コースとグローバルコース、新川高普通科で採用する。

　このほか、旭丘高普通科や清田高普通科普通コースとグローバルコースで適性検査、平岸高普通科デザインアートコースで実技、清田高普通科グローバルコースで英語による問答を行う。

　定時制の市立札幌大通高の自己推薦入試では、面接以外に自己推薦書の提出と作文を取り入れ、午前部三十人程度、午後部三十人程度、夜間部五十人程度の入学枠を設けた。

　一般入学者選抜における知識・技能等を活用する力を重視した学校裁量問題は五校七学科で導入。学力検査で傾斜配点を採用する学校は清田高の一校で、普通科グローバルコースの英語の配点を二倍とする。

　また、複数尺度による選抜で重視する項目のうち、「学力検査の成績を重視」において変更した高校はなかった。

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３０年度札幌市立高校推薦・自己推薦入学者選抜における推薦の実施予定一覧（クリックすると拡大表示されます）

(学校 2017-06-19付)