道民カレッジ地域活動実践講座　カレッジ生の取組交流　地域づくりレポートもとに

（関係団体 2017-09-12付）

実践発表やグループごとの協議などを行った

　道民カレッジ主催講座二十九年度第一回地域活動実践講座が六日、札幌市内のかでる２・７で開かれた。道民カレッジ生が、地域づくりに参画した活動内容などをまとめたレポートをもとに実践発表したほか、地域活動の実践内容や課題などを協議し、受講者全員で共有した。

　道民カレッジ生が行っている地域活動のレポート作成・交流を通して、地域活動への参画を促進するため、本年度初めて実施したもの。

　あらかじめ道民カレッジ生から、地域活動に関するレポートを募集。講座では、寄せられた十一本のレポートをもとに、発表、協議を行った。約三十人が受講。

　まず、道民カレッジ生二人が実践発表を行った。

　「札幌からの遠隔地域支援の実践～〝プラチナの会〟による留萌〝ＦＭもえる〟を通した活動」と題して発表した三谷馨氏は、道民カレッジの学習サークル「プラチナの会」と、自身の出身地・留萌市のコミュニティＦＭ「ＦＭもえる」との連携講座を実施。札幌から時事ニュースや地域のまちづくりに関する話題を情報提供し、番組に取り上げられるなどの活動を通して、地域住民の意識改革の一端を担った。

　牧田武治氏は「地域活動（町内会活動）の実践」と題して発表。町内会活動の中で、ＪＲ白石駅北口設置を求める地域活動に参画することを通して、駅周辺のまちづくりに取り組んだことを紹介した。また、子どもたちとの交流、会員相互の交流、高齢者相互の交流を柱に、会員同士のコミュニケーションを図る活動を進めていることを発表した。

　このあと、四グループに分かれ、レポート発表、地域活動実践の現状や課題についての協議を行い、受講者全員で共有した。

(関係団体 2017-09-12付)