札幌市中学校長会が教育経営研修会等　日ハムから講師招き講演　選手育成からヒント学ぶ

（関係団体 2017-09-13付）

会員約１００人が参加し、資質向上へ研鑚を深めた

　札幌市中学校長会（土佐林仁会長）は六日、ホテルライフォート札幌で教育経営研修会と九月例会・研修会を開いた。会員約百人が参加。学校経営に関する講演を通して、校長としての資質向上を図った。

　教育経営研修会では、冒頭、土佐林会長があいさつ。十一月に行う全体研修会について確認し、今回の研修会で知見を広げ、校長としての資質の向上を図ることを求めた。

　続いて、北海道日本ハムファイターズ事業統括本部コミュニティリレーション部コミュニティグループの荒井昭吾グループ長が「ターニングポイント　感謝～出会いから学んだこと」と題して講演。これまでの学生時代を振り返り「自分が努力することで回りの人がいつも助けてくれるという大切なことに気が付いた」と話した。

　また、選手育成にかかわって「ファイターズでは、高卒の選手に社会人としての教育を行っている。これはプレイヤーである前に、一人の社会人と考えているため」と述べ、選手教育の大切さを語った。

　質疑応答では、球団の評価に関して「自己評価のような制度があるのか」という質問に「お客様からの評価をなるべく数値化して、その数字を上げていくことをしている」と答えた。

　このあと、九月例会・研修会を実施した。冒頭、土佐林会長があいさつ。夏休み明けは、自殺や不登校などのきっかけになりやすいので、生徒指導に注意すること、夏季休校日のアンケートを行うことなど、五点について述べた。

　また、事務局が子どもアシストセンターや、ＫＫＲ札幌医療センターによる出前講演について報告したほか、各部が所管事項について説明した。

(関係団体 2017-09-13付)