最新の教育情勢を共有　道小が第３回理事研開く

（関係団体 2017-09-13付）

３０年度全連小道大会などについて話し合った

　【稚内発】道小学校長会（角野誠会長）は七日、稚内総合文化センターで第三回理事研修会を開いた。翌日から二日間の日程で開催される第六十回教育研究宗谷・稚内大会を前に、六十周年記念事業、各教育局・地教委への要望活動や三十年度全連小北海道大会の進捗状況などについて協議。校長としての職責向上に向けて研鑚を積んだ。

　冒頭、角野会長があいさつ。教育情勢として、①二十九年度の全国学力・学習状況調査の結果②三十年度以降の全国学力・学習状況調査③札幌市の「夏季休校日試行実施」の取組④文部科学省の説明資料「中央教育審議会における議論から改訂そして実施へ」―に関して説明。②では、個人情報に関する問題から、学力検査の結果の活用に関する小・中学校の連携の取組を一時保留とする旨の通知があったことから、今後の動向を注視していく必要性を指摘。④では、小学校長会長連絡協議会における文科省初等中等教育局教育課程課の白井俊教育課程企画室長による「社会に開かれた教育課程」「観点別学習状況の評価」などの説明内容を伝えた。

　このあと、本間達志事務局長が教育情勢について説明。会務・各部の活動や文教施策懇談会・各課懇談会について報告した。

　協議では、各教育局・地教委への要望活動や六十周年記念事業、三十年度全連小北海道大会などについて話し合った。

(関係団体 2017-09-13付)