札幌市手稲西小が開校８０周年　伝統受け継ぎ成長を　記念式典に４００人出席

（学校 2017-10-11付）

同校の歩みを振り返り、節目の年を祝った

　札幌市立手稲西小学校（平田秀樹校長）は五日、同校で開校八十周年記念式典を挙行した。全校児童や教職員、歴代校長、ＰＴＡ関係者など、合わせて四百人が出席。同校の歩みを振り返り、八十年の節目を祝った。

　同校は、昭和十二年に開校。学校教育目標「心豊かにかかわり自ら学ぶたくましい子どもの育成」のもと、様々な活動を展開しており、これまで六千百七十三人の卒業生を送り出している。

　式典では、平田校長が式辞。「先輩たちの築いた歴史と伝統をしっかりと受け継ぎながら、仲よく、賢く、たくましく、笑顔いっぱいの学校を自分たちの手でつくっていってほしい」と呼びかけた。

　来賓祝辞では、札幌市教委の檜田英樹教職員担当部長と、同校ＰＴＡの吉田崇文会長が登壇。このうち、檜田部長は、登山家の三浦雄一郎氏が八十歳でエベレスト登頂に成功したことにふれ「皆さんには、一人ひとり素晴らしいよさや可能性がある。ぜひ冒険家の三浦さんのように自分の限界を決めず、これからも友達と力を合わせて手稲西小を、ますますチャレンジ精神あふれるすてきな学校にしていってほしい」と期待した。

　式典終了後は祝う会を実施。児童たちが将来の夢を呼びかけたほか、全校児童で旧校歌などを斉唱し、八十年の節目を祝った。

(学校 2017-10-11付)