実践例などで意見交換　幼稚園教育課程編成の手引作成委―札幌市教委

（市町村 2017-10-16付）

手引作成に向け、活発に意見を交換した

　札幌市教委は十日、札幌市教育センターで第二回幼稚園教育課程編成の手引作成委員会を開いた。委員十二人が出席。手引作成に向け、年齢に応じた教育課程のほか、実践例などについて意見を交換した。

　市教委は、幼稚園教育要領が三十年度から全面実施となることから、各幼稚園の教育課程に資するために同会を立ち上げた。二月中に『札幌市幼稚園教育課程編成の手引』を作成することとしている。

　冒頭、市幼児教育センターの渋谷かおり幼児教育企画・研修担当係長が教育課程編成の手引の作成例を説明。三・四・五歳児の各年齢で育ってほしい資質・能力のほか、発達の過程でのねらいや内容、写真を使った実践例やまとめなども記載することを求めた。

　続いて、三・四・五歳児の各年齢に応じた教育課程についてグループに分かれて検討した。また、「教育課程・指導計画」「特別支援教育・あずかり保育など」「小学校との接続・札幌らしい特色ある教育など」の三グループに分かれ、協議を実施。実践例などを話し合った。

(市町村 2017-10-16付)