後志管内教頭会研究大会小樽大会　活力ある学校へ研鑚深化　講演や分科会で職能向上図る

（関係団体 2017-11-06付）

講演・協議を通して教頭としての資質向上を図った

　【小樽発】後志小中学校教頭会（明村秀之会長）と小樽市教頭会（髙橋恒雄会長）は十月二十七日、小樽経済センターで第四十八回後志管内教頭会研究大会小樽大会を開いた。管内小・中学校から教頭約八十人が参加。研究主題「豊かな人間性と創造性を育み未来を拓く学校教育～豊かな心とたくましく生きる子どもたちを育む、活力ある学校づくりの推進」のもと、講演や分科会協議を通して、教頭としての資質向上を図った。

　教育課程・教育環境整備に関する課題について、教頭とのかかわりを明確にしながら、実践・研究の成果を発表・交流・協議し、職能向上を図ることが目的。

　はじめに主催者を代表して、小樽市教頭会の髙橋会長があいさつ。「教頭は、子どもたちが社会で自立するために必要な力を身に付けられるようにしなければならない」と強調。「校長の経営方針を受け、すべての職員が学校経営に参画する意識をもって教育目標の実現に向け邁進できるよう、学校の組織化をさらに進めていく必要がある」と呼びかけた。

　続いて、後志教育局の宇美敏宏次長、小樽市教委の林秀樹教育長、小樽市校長会の仲倉優会長が来賓あいさつ。そのうち、宇美次長は学力向上、いじめの早期発見・早期対応、教職員の飲酒運転根絶の三点について取組と指導の徹底を呼びかけた。

　開会式のあと、後志教育局の行徳義朗教育支援課長が「今日的な教育課題について」と題して講演。後志管内における学力向上に向けた取組などを解説。二分科会に分かれ、それぞれ二人の代表者が提言し、グループ協議を行った。

(関係団体 2017-11-06付)