４定札幌市議会代表質問（２９年１２月６日）

（市町村 2017-12-08付）

◆高校通級指導と夜間中学　教育の機会提供へ

　六日の四定市議会代表質問では、多様な教育的ニーズについて質疑が行われた。

　市教委では、高校における通級指導について、効果的な運用方法を検討しているほか、公立夜間中学校については道教委主催の協議会において、望ましい公立夜間中学の在り方について議論している。

　長岡豊彦教育長はこれまでの取組にふれ「様々な事情によって教育の機会を十分に得られなかった方が、希望に応じて学び続けることができるよう、札幌市として努めていきたい」と答弁した。

　前川隆史議員（公明党）の質問に答えた。

◆オリパラ教育の推進　リニューアルしたミュージアムを活用

　四定市議会代表質問（六日）では、オリンピック・パラリンピック教育について質疑が行われた。

　秋元克広市長は、昭和四十七年に開かれた札幌冬季五輪を通して市が発展した歴史を学ぶことや、豊かな国際感覚を養うとともに地元への誇りをもつことができるオリパラ教育の意義にふれ「ことし二月にリニューアルオープンしたオリンピック・ミュージアムも活用しながら札幌ならではのオリパラ教育を推進していく」と述べた。

　前川隆史議員（公明党）の質問に答えた。

◆ウインタースポーツ振興　世界で活躍するさっぽろっ子育成

　四定市議会代表質問（六日）では、ウインタースポーツ振興について質疑が行われた。

　市では、小・中学校のスキー学習へのインストラクター派遣や小学校三年生を対象にスキーのリフト料金の助成を実施。また、来年一月にはフィギュアスケートやカーリングなど六つのウインタースポーツを体験できるさっぽろっ子ウインタースポーツ塾の実施を予定している。

　秋元克広市長は「オリンピック・パラリンピック教育の充実とともに、ウインタースポーツの体験機会の拡大を図ることで、子どもたちの生きる力を大きく伸ばし、世界の舞台で活躍するさっぽろっ子の育成に向け、積極的に取り組んでいきたい」と答弁した。

　前川隆史議員（公明党）の質問に答えた。

◆人材育成で市長答弁　取組を拡充し地元への定着を

　四定市議会代表質問（六日）では、大学と連携した人材育成と地元定着について質疑が行われた。

　市では、経済団体や金融機関とともに大学に働きかけ、インターンシップなど、学生が企業の現場にふれる機会を創出するとともに、複数の大学と地元企業との共同人材育成プログラムの支援に取り組んでいる。

　秋元克広市長は「地域一丸の取組として将来の札幌市のまちづくりを担う人材の育成・定着に向けた取組を拡充したい」と今後の方針を示した。

　前川隆史議員（公明党）の質問に答えた。

(市町村 2017-12-08付)