4定札幌市議会代表質問(29年12月5日)
(市町村 2017-12-07付)

◆次期地域福祉社会計画 地域課題解決へ 新たな仕組みを

 四定市議会代表質問(五日)では、次期札幌市地域福祉社会計画についての質疑が行われた。

 市では、現行の計画が二十九年度をもって終了するため、小・中学生への福祉教育の充実や民生委員・児童委員の活動の支援などを主な取組として盛り込んだ「札幌市地域福祉社会計画2018」(案)の策定に向けて検討を進めている。

 岸光右副市長は、次期計画について、福祉活動の体制が十分に整っていない地域に対し集中的な支援を行っていく方向で策定していることを説明したほか、地域だけでの解決が難しい課題に対して「行政や専門機関などとの連携をさらに強化するため、中核となる機能を整備するなど、新たな仕組みづくりを進めていきたい」と述べた。

 成田祐樹議員(民進党市民連合)の質問に答えた。

◆家庭での学習・運動習慣づくり 連携をさらに深め自ら律する心育成

 四定市議会代表質問(五日)では、家庭での学習・運動の習慣づくりについて質疑が行われた。

 長岡豊彦教育長は、現在、各学校において『さっぽろっ子〝学び〟のススメ』を活用していることにふれ「学校・家庭・地域が連携をさらに深め、子どもの習慣づくり進めることで、子どもが自ら生活を律し、よりよいものにしていくとともに、自己肯定感や向上心を高めていくよう取り組んでいく」と方針を示した。

 伴良隆議員(自民党)の質問に答えた。

◆基礎学力・読解力の向上 創造性豊かにする取組を一層充実

 四定市議会代表質問(五日)では、基礎学力および読解力の向上に関する質疑が行われた。

 長岡豊彦教育長は、基礎学力を身に付ける重要性にふれ「学んだことを様々な場面で活用できる力を育成していきたい」と述べた。

 また、読解力の向上については「読み取ったことをもとに、ものの見方や考え方を広げたり、創造性や表現力を豊かにするなどの取組を一層充実していく」と答弁した。

 伴良隆議員(自民党)の質問に答えた。

◆道徳教育の推進 教育活動全体で子の道徳性育む

 四定市議会代表質問(五日)では、道徳教育の推進について質疑が行われた。

 長岡豊彦教育長は、これまで取り組んできた互いを尊重し支え合いながらよりよく生きようとする態度や、自然や美しいものに感動するといった豊かな心の育成を継続していくことにふれ「各学校において道徳教育の意義や基本的な考え方の共通理解を図り、道徳の学習を要として教育活動全体を通じ、子どもの道徳性を養えるよう着実に取り組む」と答弁した。

 伴良隆議員(自民党)の質問に答えた。

◆子どもの体力向上 自ら運動に親しむ取組を進める

 四定市議会代表質問(五日)では、子どもの体力向上に関する取組について質疑が行われた。

 長岡豊彦教育長は「子どもたちが自ら運動に親しむとともに、体力を向上させ、生涯にわたって健康で豊かな生活を送ることができるよう取組を進めていく」との方針を方向性を示した。

 伴良隆議員(自民党)の質問に答えた。

◆仮称・手話言語条例 基本理念など市民の理解促進

 四定市議会代表質問(五日)では、仮称・札幌市手話言語条例に関する質疑が行われた。

 市では、十一月に同条例の素案を公開し、現在パブリックコメントを実施している。

 秋元克広市長は、手話が言語ということについて市民理解が十分に広まっていない現状にふれ、市民に対して「基本理念や市の責務などを定め、手話が言語であることの認識を普及していく」と答弁した。

 成田祐樹議員(民進党市民連合)の質問に答えた。

(市町村 2017-12-07付)

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