田中組が募金 43回目の寄付 「交通遺児に」と義援金(市町村 2017-12-19付)
和地常務が感謝状を受け取った(右から2人目)
札幌市子ども未来局に十四日、㈱田中組(札幌、松村敏文社長)から交通遺児のための義援金三十万円が寄付された。田中組からの寄付はことしで四十三回目。本社・道内三支店が所在地の市役所へ寄付している。
役職員でつくる「田中組交通遺児を守る会」が、「交通災害で親を亡くした子どもたちの手助けができれば」と昭和五十年から毎年社内で義援金を募っている。
四つの本支店による義援金の累計金額は、今回を含め四千三百三十九万二千二百四十二円となった。そのうち、札幌市への義援金累計額は一千九百九十万二千二百四十二円。
この日、会社代表として和地稔取締役常務執行役員総務部長、中野淑文顧問、職員代表として土木部の野崎愉未さんが子ども未来局を訪問。野崎さんが可児敏章子ども未来局長に社内募金活動で集まった義援金を手渡した。
可児局長は「長きにわたり変わらぬご芳志をいただき、本当にありがたい。思いやりに満ちあふれた厚意は、子どもたちを明るい未来に導くことに大きく寄与する」などと述べ、和地常務に感謝状を手渡した。
和地常務は「少しでも子どもたちのために役立ててもらえれば。継続することに意味があるので今後も活動を続けていきたい」と話していた。
(市町村 2017-12-19付)
その他の記事( 市町村)
冬季休業中に休暇を 取得促進へ各学校に通知―札幌市教委
札幌市教委は、きょう二十日にも各市立学校長あてに「二十九年度冬季休業期間中における休暇取得の促進」について通知する。冬季休業期間中の休暇取得の促進を呼びかけるとともに、職場全体でより効率的...(2017-12-20) 全て読む
札幌市教委の夏季休校日 休暇取得促進へ来年度も試行 8月13・14・15日の3日間
札幌市教委は来年度、本年度に引き続き夏季休業期間中における休暇取得の促進に向け「夏季休校日の試行実施」を行う。教職員の心身の健康維持および増進を一層図れるようにするもの。夏季休校日を設定で...(2017-12-20) 全て読む
東神楽町教委と新しい学び研究会 効果的な協調学習探究 「新しい学び」授業研究会開く
【旭川発】東神楽町教委と東神楽町「新しい学び」研究会(髙木司会長)は七日、東神楽小学校などを会場に授業研究会を開いた。上川管内外から教職員三十五人が参加。授業づくりテーマ「自らの考えを表現...(2017-12-20) 全て読む
【PickUp2017】オホーツク管内 小さな工夫が大きな一歩に 北見市教委の「働き方改革」
近年、教職員の長時間勤務や多忙化がクローズアップされ、勤務時間の縮減や業務内容の精選などの「働き方改革」を求める機運が高まっている。こうした中、北見市では、その実現に向けた取組が活発化しつ...(2017-12-19) 全て読む
栗山高でキャリア教育体験発表会 ふるさとの魅力再発見 地元企業・団体の説明会も
【岩見沢発】道教委の「小中高一貫ふるさとキャリア教育推進事業」の研究指定校・栗山高校(髙橋尚紀校長)で十二月上旬、栗山町小中高ふるさとキャリア教育体験発表会が開かれた。町内小中高におけるキ...(2017-12-19) 全て読む
稚内市教委の外国語活動対応方針 振替休業見直しなど提示 6方策組み合わせ時数確保
【稚内発】稚内市教委は、新学習指導要領の移行期間における外国語活動の時数増への対応方針をまとめた。各学校の実態に応じ、「週当たりの授業時数の一コマ増」「参観日や行事などの振替休業の見直し」...(2017-12-18) 全て読む
札幌市子どもの貧困対策計画案 居場所づくりの推進盛る 実態の理解促進へ研修も
札幌市子ども未来局は、仮称「札幌市子どもの貧困対策計画」案をまとめた。子どもが生まれ育った環境などに左右されることなく、安心して過ごしながら、成長できる環境を目指すもの。新たな取組として、...(2017-12-15) 全て読む
【PickUp2017】石狩管内 発展の鍵は組織化と継続性 江別市が全小中に〝えべつ型CS〟
◆道内最多の26校に導入 道教委は、ことし四月現在における道内のコミュニティ・スクール(CS)の導入状況を公表している。導入している三十五市町村のうち、全小・中学校で導入しているのは十七...(2017-12-15) 全て読む
【PickUp2017】札幌市教委 複数の制度で休暇取得促進 教職員の多忙化解消に向けた取組
◆夏季休校日を設定 教職員の長時間勤務および多忙化が全国的な課題となっている。札幌市においても二十七年度の時間外勤務が全校種平均で六十五・七時間となっているほか、「夏季休業中は校外研修を...(2017-12-14) 全て読む
札幌市教委 研究開発事業「道徳教育」 推進校・北都中の授業公開 考え、議論する方法共有
札幌市教委は一日、札幌市立北都中学校(富川浩校長)で研究開発事業「道徳教育」にかかる授業公開および学習会を開いた。研究推進校の同校で三授業を公開したほか、学習会を実施。道徳教育の充実に向け...(2017-12-14) 全て読む