札幌市と札幌振興公社　１月に平昌五輪特別展　２０日から札幌五輪ミュージアムで

（市町村 2017-12-27付）

　札幌市と㈱札幌振興公社は、三十年一月二十日から札幌オリンピックミュージアムで、平昌オリンピック・パラリンピック特別展示会を開く。冬季五輪に関する展示を行うもので、今回初めて実施。聖火リレーに関する子ども向けワークショップや道内出身平昌五輪出場選手を紹介するパネル展示などを通じて、市民にオリパラの魅力を伝え、冬季五輪の再招致に向けた機運醸成などを図る。

冬季五輪再招致へ機運醸成

　市では、冬季五輪の再招致に向けた様々な取組を行っている。十五日には北海道オリンピアン・パラリンピアンズと連携協定を締結。今後、招致への広報活動のほか、オリパラ教育やスポーツ振興について相互に協力しながら推進していく。

　今回、三十年二月五日から開催される平昌五輪を機会に、市民がオリパラの魅力にふれ、より身近に感じてもらうため、特別展示会を行うこととした。また、冬季五輪再招致への機運醸成にもつなげたい考え。

　特別展示会では、札幌大会以降の歴代冬季五輪聖火トーチや、平昌五輪・パラリンピック公式ユニフォーム、道内出身出場選手のパネルなどを展示する予定。

　また、聖火リレーをテーマに子ども向けワークショップも実施する。札幌のまちを聖火が走ると想定し、子どもがリレールートを考えるもの。参加無料で、一回十人での実施を想定している。

　期間は三十年一月二十日から三月三十一日まで。同ミュージアムでは「聖火トーチがそろうことはなかなかない。ぜひ見てもらいたい」と話している。

(市町村 2017-12-27付)