【解説】成人の日

（解説 2018-01-05付）

　今月八日は「成人の日」。ことしもこの日を中心に、道内各市町村で成人式などの行事を行う。

　道教委が取りまとめた三十年「成人の日」等に関する調査結果（二十九年十一月一日現在）によると、ことしの成人該当者（九年一月二日～十年一月一日生まれ）数は対前年比二百九人減の四万八千百六十人。うち、男性は四十四人増の二万四千五百七十四人、女性は二百五十三人減の二万三千五百八十六人。

　成人式などの参加対象者数は男性二万四千五百六十九人、女性二万三千五百六十五人の合わせて四万八千百三十四人。参加対象者が最も多い市町村は札幌市の一万八千八十二人、最も少ないのは神恵内村の一人。

　成人式などの実施日は、翌日が休みの方が参加しやすいとの判断から「成人の日」前日の七日（日）が百三十二市町村と最も多い。一月のうち、七・八日以外の日に設定しているのが三十二市町村。正月休みに合わせて二～六日に行う。お盆休みに合わせ八月十一～十五日に行うのが十市町村。「成人の日」当日の八日に行うのは五市町村となっている。

　主な行事内容をみると、郷土芸能・伝統芸能、ビデオレター、保護者や恩師からのメッセージのほか、ご当地ヒーローショー、茶会、着物クリニック、母校訪問、素焼きマグカップの絵付け、室内楽団演奏、キャンドルサービスなどがみられる。

　運営方法は、市町村教委単独が百二十五市町村と最も多く、次いで、市町村と成人式参加者を含む実行委員会による運営が三十九市町村。

　成人に記念品を贈るのは百四十七市町村。記念写真やビデオ、アルバム、写真立てなどの「写真・ビデオ関連品」が八十一市町村と最も多い。二市町村は未定、三十市町村は記念品なしとなっている。

(解説 2018-01-05付)