入選作８８首など紹介　小中高生短歌コンテスト作品展―道立文学館２１日まで

（道・道教委 2018-01-19付）

作品に見入る来館者

　道立文学館は、同館ロビーで第十二回道小中高生短歌コンテスト作品展を開いている。同館主催の短歌コンテストで、応募のあった四千七百七十五首のうち、入選以上の作品八十八首と二次審査通過作品百六十二首を講評とともに展示。感性豊かな作品に来館者は足を止めて見入っていた。二十一日まで。

　短歌コンテストは、同館が道内の小・中学生および高校生を対象に行っているもので、今回、四千七百七十五首の作品が寄せられた。厳正な審査の結果、特別賞、優秀賞、佳作、入選に八十八作品が選ばれた。

　作品展では、入選以上に選ばれた八十八首と二次審査を通過した作品百六十二首を講評とともに展示している。

　特別賞受賞者と作品はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼道教委教育長賞＝宮﨑蒼汰（函館市立万年橋小四年）「夏休み　ディズニーランドの　アトラクション　トロッコに乗って　風になったよ」

▼道立文学館賞＝東山テリィサ（札幌白石高三年）「リモコンを　押してすぐくる　静かさに　耐えられなくて　もう一度押す」

▼道歌人会賞＝河野智克（富良野市立麓郷小二年）「ペンギンが　トンネルくぐって　ぴかぴかぴか　空とぶように　およいでいたよ」

▼北海道新聞社賞＝伊藤孫一（立命館慶祥中一年）「帰り道　昔あそんだ　ブランコが　遊んでいけよと　さびしくゆれる」

(道・道教委 2018-01-19付)