高校等生徒通学交通費助成事業 HPでの申請受付を予定 4月から開始、紙での申請も―札幌市教委
(市町村 2018-02-07付)

 札幌市教委は、三十年度から実施する高校等生徒通学交通費助成事業について、市のホームページから申請を受け付ける予定だ。市内を含む石狩管内の高校などに通う市内在住生徒に、通学に要する交通費のうち、基準額を超える額の半分を助成するもの。四月から受付を開始する予定で、ホームページのほか、紙での申請も受け付けることとしている。

 三十年度に石狩管内の高校などに通学する市内在住の高校生は約四万七千人。公共交通機関を使い、市内から石狩管内の高校に通学する中で、特に南区に住む生徒は通学距離が長く、交通費の負担が大きくなっている。

 市教委では、将来を担う人材育成のほか、子育て支援に資することを目的に同事業に着手。石狩管内の高校などに通う市内在住生徒に、通学に要する交通費のうち、基準額を超える額の半分を助成することとした。交通費などから助成対象は五千~六千人程度を想定している。

 四月から市のホームページでの申請を受け付ける予定。名前や生年月日のほか、通学する際の交通機関、月額の定期代などを記入することとしている。

 また、交通費の支給については年二回を想定。上半期分を十月ころ、下半期分を来年四月ころに支給する予定。

(市町村 2018-02-07付)

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