千歳市教委の小中連携・一貫教育 調査研究事業30年度開始 33年度本格実施へ実施要領策定(市町村 2018-02-06付)
千歳市教委は、小中連携・一貫教育の本格実施に向けて「小中連携・一貫教育調査研究実践モデル校区事業」を三十年度にスタートさせる。調査研究の結果を踏まえて三十一年度末までに実施要領を策定し、三十三年度の本格実施を目指す。
千歳市教委では、小・中学校の円滑な接続による中一ギャップの解消や学力向上を図るため、小中連携・一貫教育に向けた検討を進めている。
三十年度からスタートさせる小中連携・一貫教育調査研究実践モデル校区事業は「小中連携・一貫教育実施要領」の策定に向け、三十年度から三期に分けて、一期ごとに二中学校区を指定し、調査研究を行うもの。
第一期は、ことし四月から「青葉中学校区」「東千歳中学校区」、第二期は、三十一年四月から「向陽台中学校区」「勇舞中学校区」、第三期は、三十二年四月から「富岡中学校区」「北斗中学校区」を調査研究実践モデル校区に指定。第一期の二年間、第二期のうち一年間の結果を踏まえ、三十二年三月に「小中連携・一貫教育実施要領」を策定する。
また、第三期のみ指定期間を一年間として実施し、最終的にすべての成果と「小中連携・一貫教育実施要領」をもとに、三十三年四月から全市で小中連携・一貫教育を本格実施する。
(市町村 2018-02-06付)
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