道教委が武道・ダンス振興協議会　安全で効果的な授業を　指導力向上事業の取組確認

（道・道教委 2018-02-15付）

武道・ダンスの授業の充実に向けて意見を交換した

　道教委は一月下旬、札幌市内の道第二水産ビルで武道・ダンス振興協議会を開いた。武道競技連盟、ダンス団体役員、学校関係者、医師ら十人が出席。武道指導力向上事業の本年度の取組を説明し、武道・ダンスの安全で効果的な授業の充実に向けて意見を交換した。

　中学校、高校の体育授業において、安全で効果的な武道とダンスの指導、地域と連携した活動や教員等の指導力向上方策などに関して協議し、学校を中心とした地域全体で武道・ダンスの振興を図るもの。本年度二回目の開催。

　はじめに、宮岡孝博健康・体育課長があいさつ。中学校の柔道授業における事故数が減少傾向にあることを伝え、専門的な知見に基づく助言など関係者の協力に感謝の言葉を述べた。また、安全で効果的な中学校の武道・ダンス授業の在り方、教員対象の講習会の実施について、専門的な立場からきたんのない意見を求めた。

　続いて、事務局担当者が本年度の武道指導力向上事業の実施状況や武道・ダンスの授業における事故の状況を説明。関係者からは、授業の充実に向けた指導が効果を発揮しているとの声が挙がった。

　また、本年度から開始した「柔道等授業支援事業中学校柔道授業支援チーム員派遣事業」の取組とその状況を報告。武道、ダンス授業の充実に向けて、意見を交換した。

(道・道教委 2018-02-15付)