留萌局が管内教育実践表彰授与式　小平高等養護に栄誉　地域に根付いた活動など評価

（道・道教委 2018-02-15付）

井之口局長（左）が野村校長（右）へ表彰状を手渡した

　【留萌発】留萌教育局は五日、小平高等養護学校（野村俊夫校長）で管内教育実践表彰授与式を執り行った。教職員が立ち会う中、井之口淳治局長が野村校長に表彰状を手渡し、優れた教育実践活動をたたえた。

　管内の優れた実践活動によって学校教育の向上・社会教育の推進に貢献し、その実績が顕著な者を表彰することで、管内教育の充実・振興に資することを目的に実施している。

　小平高等養護は、教育局や市町村教委、療育関係機関と連携し、管内の特別支援教育におけるセンター的機能を担い、講演などを通し特別支援教育の推進と充実に努めているほか、同校生徒の製作商品や特産品の販売、地域貢献など地域に根付いた活動の推進など、社会や地域の期待に応える人材育成を目指した教育活動が高く評価された。

　授与式では、はじめに教育支援課の佐藤達泰主査が同校の功績等を紹介。このあと、井之口局長が野村校長に表彰状と記念品を手渡し「これからも特別支援教育を担うリーダーとして管内を引っ張っていただきたい」と期待を寄せた。

　野村校長は「本校は若い教諭も多く、今回の表彰は大きな励みになる」と喜びを語るとともに「今後も管内唯一の特別支援学校として、生徒の教育活動充実に努めたい」と抱負を述べた。

(道・道教委 2018-02-15付)