胆振総振局などが第2回いぶり塾 市町職員間の連携深める 鈴木夕張市長の講演など
(道・道教委 2018-02-15付)

第2回いぶり塾
胆振管内市町の職員ら108人が参加し、研鑚、交流を深めた

 【室蘭発】胆振総合振興局、胆振教育局、胆振町村会主催のいぶり塾の第二回講座が八日、むろらん広域センタービルで開かれた。管内自治体や振興局、教育局の職員ら百八人が参加。地域における財政の仕組みについて理解を深めるとともに、交流を深めた。

 いぶり塾は、北海道や胆振地域の現状・課題について学び、職員の資質・能力の向上を図るとともに、職員相互の連携を深め、広域的な地域振興に努めることができる人材の育成が目的。今回は、昨年十月の第一回講座に引き続き、二回目の開催となった。

 はじめに、胆振総合振興局地域政策課の永井宏佳主幹が「地方財政の状況について」をテーマに講義。地方交付税の仕組みや性格、地方債の定義・機能のほか、二十八年度における胆振管内の財政状況を説明した。

 このあと、あいさつに立った胆振総合振興局の本間研一局長は「胆振管内には十一市町があるが、自分の市町だけでは課題解決が難しいこともある。ぜひ職員同士で議論の場を活用しながら連携を深め、各市町が元気になることを期待している」と呼びかけた。

 続いて、夕張市の鈴木直道市長が「RESTART Challenge More.」と題し講演。夕張市の課題や現状を説明。課題解決に向け取り組んでいる「コンパクトシティ夕張」の取組などを紹介した。

 最後に意見交換を行い閉会。講演後は交流会を開催し、参加者間で交流を深めた。

(道・道教委 2018-02-15付)

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