働き方改革へ札幌市教委 業務時間外の留守電試行 モデル校2校で取組を推進(市町村 2018-03-16付)
札幌市教委は、今月から業務時間外における自動応答電話(留守番電話)を試行する。働き方改革の一環として実施するもの。保護者などからの時間外の電話に対して、業務時間外であることを知らせる機能を付ける。モデル校二校で取組を推進し、運用状況や課題点を精査した上で段階的にモデル校の拡大を図るなど、各校への導入に向けて検討を進めていくこととしている。
昨年十二月に文部科学省が取りまとめた学校における働き方改革に関する緊急対策には、「時間外の留守番電話や学校ホームページ等を活用し、保護者等からの問い合わせを減らす工夫が重要」と記されている。
また、学校からも時間外における電話対応が負担となる声が上がっていることから、市教委ではモデル校において自動応答電話を試行することとした。自動応答とする時間は、学校ごとに任意で設定できることとしている。
モデル校は、札幌市立二条小学校と札幌市立啓明中学校。二条小では二十二日から、啓明中では二十日からの開始予定となっている。
(市町村 2018-03-16付)
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