ほっかいどう子ども民俗芸能大会　所作や歴史などを伝承　道１５０年式典に併せ開催

（道・道教委 2018-05-30付）

　道教委は八月五日、北海道百五十年記念式典と併せて、札幌市内の北海きたえーる水と緑の広場特設会場でほっかいどう子ども民俗芸能全道大会を開く。道内の民俗芸能団体を代表する子どもたちが、各地に伝わる民俗芸能を発表。民俗芸能にふれる機会を提供し、民俗芸能の振興・伝承を図っていく。

　道教委は、二十七年度から三年間、道内四ブロックでほっかいどう子ども民俗芸能成果発表会を開催。地域の民俗芸能に関する所作の指導、歴史や伝承元に関する講話などを行う伝承講座を開講し、民俗芸能の発表や他地域の団体との交流を行った。

　本年度は北海道百五十年事業と連携し、八月五日の北海道百五十年記念式典と併せてほっかいどう子ども民俗芸能全道大会を北海きたえーるで開催する。

　メインアリーナでの式典後、午後から水と緑の広場特設会場で開く。子どもたちや道民に対し、地域に伝わる民俗芸能にふれる機会を提供して興味・関心や郷土愛を育むとともに、次代を担う後継者の育成や民俗芸能の振興を図る。

　出演者は、道南・道央・道北・道東から一団体ずつ選出する予定。

　ほっかいどう子ども民俗芸能振興事業の出場団体を基本とするほか、伝承活動に熱心に取り組む団体も対象とする。

(道・道教委 2018-05-30付)