道内特別支援学校１１校の生徒　感謝込め柴田教育長に製作品贈呈　たくさん活用して　

（道・道教委 2018-05-31付）

　新篠津高等養護学校（日向正明校長）三年生の吉田直斗君が二十九日、道教委を訪れ、日ごろの感謝を込めて柴田達夫教育長に記念品を贈呈した。道内の特別支援学校十一校が作業学習の中で製作したコーヒーカップなどを寄贈。吉田君は「心を込めてつくった製品なのでたくさん活用し、おいしくコーヒーを味わってください」と述べた。

　今回の訪問は、六月に退任を控える柴田教育長に対して、日ごろの学習活動の成果を報告するとともに、これまでの感謝の気持ちを伝えることが目的。

　記念品は、道内特別支援学校の生徒たちが作業学習で製作したものから選定。新篠津高等養護、小平高等養護学校、白樺高等養護学校、中標津高等養護学校、札幌あいの里高等支援学校、雨竜高等養護学校、札幌高等養護学校、今金高等養護学校、中札内高等養護学校、紋別高等養護学校の十校はコーヒーカップを、新篠津高等養護と旭川高等支援学校はコーヒー豆を寄贈した。

　この日、十一校を代表して新篠津高等養護の吉田君、日向校長、林和憲教諭の三人が道教委を訪問。吉田君は、柴田教育長に対して「これまで、本校にたくさんの配慮をいただき、ありがとうございました」と日ごろの感謝を伝え「各校の生徒が心を込めてつくった製品なので、たくさん活用し、ぜひおいしくコーヒーを味わってください」と呼びかけた。

　柴田教育長は、「すてきなデザインのものばかり。大切に使用させてもらう」と笑顔で応えた。

(道・道教委 2018-05-31付)