道教委が第2回全道代表高校長研 授業改善に必要な視点学ぶ 赤間指導担当局長の講話など(道・道教委 2018-06-20付)
道高校長協会の本部役員や各管内の代表高校長など31人が参加
道教委は十五日、道庁別館で三十年度第二回全道代表高校長研究協議会を開いた。赤間幸人学校教育局指導担当局長が「資質・能力を育む授業改善の推進に向けて」をテーマに講話。「主体的・対話的で深い学び」の実現に必要な視点、学校経営での位置付けを示した。
研究協議会は、本道の高校教育にかかわる教育行政上の課題などについて研究協議を行い、本道の高校における学校運営全般の改善・充実に資することがねらい。道高校長協会の本部役員・部会長、各管内の代表高校長計三十一人が出席した。
あいさつに立った赤間学校教育局指導担当局長は、新学習指導要領の実施、高大接続改革など変革期における高校教育の課題解決のため、学校と教育行政が一体となって取り組む考えを強調。昨年十二月に北海道における教育の情報化推進指針が策定されたことを踏まえ、総務省、経済産業省関連のICT教育の事業、ICT企業との連携による取組などの実践について、情報を提供するよう呼びかけた。
つぎに、関係課長が喫緊の教育課題や新規の取組などについて説明。
午後からは、赤間学校教育局指導担当局長が「資質・能力を育む授業改善の推進に向けて」をテーマに講話。
学習指導要領、中教審答申の内容などを踏まえ、「主体的・対話的で深い学び」が必要となる視点を示し、校長のリーダーシップのもと、教科等を超えて授業改善の視点を全教職員で共有するよう要請した。
また、知識の習得、活用、探究の学びの過程において、主体的・対話的で深い学びを実現する授業を行い、「知識を活用する力を育む場面を設定することで、事実的知識を生きて働く知識に高めていくことが求められる」と述べた。
(道・道教委 2018-06-20付)
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