道小が第２回理事研修会　全連小大会準備状況を確認　８月の文教施策懇談会なども協議

（関係団体 2018-07-05付）

全連小北海道大会の成功に向け協議した

　道小学校長会（本間達志会長）は二日、ホテルライフォート札幌で第二回理事研修会を開いた。十月四・五日に函館市で開く第七十回全国連合小学校長会研究協議会北海道大会・第六十一回道小教育研究函館大会の準備状況を確認。八月に道教委と実施する文教施策懇談会・各課懇談会など、今後の活動について協議した。

　開会式であいさつに立った本間会長は、教育情勢として、①全連小常任理事会についての報告②日本教育会総会の合同研修会における文部科学省・小松親次郎文部科学審議官からの行政説明③全連小研究協議会北海道大会・道小教育研究函館大会―に関して説明した。

　③では、大会成功に向け、北海道すべての校長の協力を要請。

　分科会のグループ討議において、すべてのグループの司会を北海道の校長に担当してもらうことを、各地区の参会者に周知するよう求めた。

　大石幸志事務局長が教育情勢について説明したあと、道立教育研究所企画・研修部の竹内結美研究主幹が「小学校におけるプログラミング教育の推進に向けて」と題して講話。竹内研究主幹は、道研が本年度から開始したタブレット活用研修講座など、研修事業の概要を伝えた。

　つぎに、道教委教育政策課の今村隆之主幹が「北海道みんなの日」に関して説明。

　小学校高学年用に加え、新たに中学校用が完成した北海道版道徳教材『きた　ものがたり』の活用など、ふるさと北海道への誇りと愛着を育む教育活動の推進を要請した。

　議事に入り、会務報告、各部の活動について担当者が報告。全連小実行委員会総務部長を務める函館市校長会の白幡俊一理事が函館市で開催する第七十回全連小研究協議会北海道大会・第六十一回道小教育研究函館大会の準備状況を説明した。

　このほか、八月九日に道教委と実施予定の三十年度文教施策懇談会・各課懇談会など、今後の活動について協議した。

(関係団体 2018-07-05付)