道小学校家庭科教育連盟が総会等　１０月に札幌で全道大会　来年度の道・東北大会へ準備

（関係団体 2018-07-24付）

石澤会長は、来年度の研究大会に向けて意気込みを述べた

　道小学校家庭科教育連盟（石澤優子会長）は十四日、札幌市立本郷小学校で三十年度総会・夏季研修会を開いた。あいさつに立った石澤会長は、来年度の第三十四回道・東北地区小学校家庭科教育研究大会北海道大会に向け、連盟の研究の成果が全国の家庭科教育の充実・発展につながるよう期待。十月十二日に札幌市立本郷小で第五十六回道小学校家庭科教育研究大会札幌大会を開催するなど、三十年度運営計画を決定した。

　開会式で石澤会長は、来年度、北海道が主催地区として開く第三十四回道・東北地区小学校家庭科教育研究大会北海道大会を「本連盟の研究を全国に発信し、私たち自身が研鑚を積む大きな機会」と指摘。新学習指導要領の全面実施を前に、提案性をもった研究大会となるよう呼びかけ、「我々の取組の発信が全国の家庭科教育の充実・発展につながっていくことを信じ、相互の絆の深さを自負し、学ぶことを楽しみながら、取り組む」と述べた。

　三十年度運営計画では、十月十二日に本郷小で第五十六回道小学校家庭科教育研究大会札幌大会を開催することを決定。来年度の道・東北地区小学校家庭科研究大会北海道大会に向け準備を加速することなどを示した。

　各部の担当者が運営計画を発表したあと、道東・道南・道北各地区の代表者が活動計画を説明。連盟の貢献者に対する感謝状贈呈式も行った。

　つぎに、道・東北地区小学校家庭科教育研究大会北海道大会、道小学校家庭科教育研究大会札幌大会、札幌地区小学校家庭科教育研究大会の第一回実行委員会を開催。大会準備、進捗状況を確認した。

　このあと、夏季研修会に移行。ミシンを使ったランチマットの作成、みそ汁を調理するグループに分かれ、授業検討を行った。

　三十年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝石澤優子（札幌市本郷小校長・新）

▽副会長＝山崎俊宏（札幌市西園小校長）、内村めぐみ（旭川市雨紛小校長）、小川祥子（函館市北日吉小校長）、近藤弘子（上士幌町上士幌小校長）

▽事務局長＝栃尾美加子（札幌市厚別西小校長・新）

▽事務局次長＝三浦恵（札幌市伏古北小校長・新）、近香奈子（札幌市東園小教頭）、永井智子（札幌市新琴似北小教頭）

(関係団体 2018-07-24付)