適切指導、注意喚起徹底を　海難事故発生受け道教委が関係機関に通知発出

（道・道教委 2018-08-20付）

　道教委は十六日付で、各教育局長、道立学校長、市町村教委教育長に対し、海水浴等に伴う事故防止について通知を発出した。野外におけるレジャーなどで危険な場所に絶対に立ち入らず、天候の急変に十分注意するなど、事故防止に向けた適切な指導、保護者への注意喚起を求めた。

　八月に入り、札幌市内の豊平川、石狩市内の石狩湾新港でそれぞれ、遊泳中の高校生が死亡する事故が発生した。

　通知では、①海岸や河川付近など野外におけるレジャーなどで危険な場所には絶対に立ち入らないことや、天候の急変に十分注意することなどを指導すること②児童生徒が個人やグループで水泳や水遊びなどに出かける際、必ず保護者や水泳の熟達者と同行すること、危険な場所には立ち入らせないことの指導を徹底し、事前に行き先、帰宅の予定日時、同行者などを家庭に知らせるよう習慣づけること③海水浴場に指定されていない場所や遊泳禁止場所での遊泳を絶対に行わないよう指導すること―の三点を要請した。

(道・道教委 2018-08-20付)