デジタル人材育成プログラム―遠別農業高 地域の魅力を道内外へ 企業と連携し道立高で初(市町村 2018-08-22付)
【留萌発】遠別農業高校(佐藤裕二校長)は、電子商取引の手法を通し、地域の魅力を道内外に発信する技術を学ぶ「デジタル人材育成プログラム」に取り組む。民間のIT企業などと連携して取り組むもので、道立高校で初の試み。マーケティングの知識やインターネットの集客方法などについて学習し、同校で生産した特産物などを商品として販売することでインターネットのビジネス活用について学ぶ。
道とヤフー㈱は二十六年九月、包括連携協定を締結。道政情報の発信やデジタル人材の育成などに協働で取り組んでいる。
プログラムは、電子商取引(eコマース)の手法を用いて、地域の魅力を道内外に発信するスキルを学び、本道の将来を担う人材を育成することが目的。遠別農業高の生徒がマーケティングの知識やインターネットでの集客手法などを学び、インターネット上で店を開設する。同校で生産された特産物などを販売することを通して、インターネットのビジネス活用について学ぶ。
東京農業大学の准教授、ヤフー社員などが講師となり、八月から十二月にかけて計十四回のプログラムを実施する。
皮切りとなる三十一日には、東京農業大学の助教が「地域社会だからできる魅力ある新たなビジネスモデル」をテーマに講義する予定。
(市町村 2018-08-22付)
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