３０年度道教委職員表彰（成績顕著）　４人が優秀賞に輝く　檜山局情報誌制作の企画で

（道・道教委 2018-08-28付）

　道教委は、三十年度道教委職員表彰（成績顕著）の優秀賞受賞者を決定した。受賞者は、檜山教育局勤務時（二十八・二十九年度）に、中高生による地域情報誌『ひやまＷａｌｋｅｒ』の制作を企画・立案した学校教育局参事（生徒指導・学校安全）の松浦賢一主査、檜山教育局の遠藤威宏総務係長、渡島教育局の中村睦主査、稚内高校の吉田千明事務職員の四人。子どもたちの地域への愛着を育むなど、成果を挙げたことが高く評価された。

　表彰は、職員の士気の向上や職場の活性化を図るため二十六年度から本格的に開始。教育委員会の施策の遂行に関して、道民サービスの向上、事務改善・経費節減などに抜群の努力をし、責任の遂行、業務の運営等において特に他の模範とするに足りる行為があり、成績顕著な人などを表彰する。

　本年度の優秀賞受賞者は、二十八・二十九年度に檜山教育局で地域教育政策推進事業「ひやまＷａｌｋｅｒプロジェクト」に携わった松浦氏、遠藤氏、中村氏、吉田氏の四人。

　四人は、管内の中学生や高校生が地元の名所や飲食店などを紹介する情報誌『ひやまＷａｌｋｅｒ』を制作する取組を企画・立案した。

　取材を通して子どもたちが地域の魅力を再認識することにつながったほか、地域の情報を広く発信することで、地域に愛着をもち、貢献し、地域の将来を担う意欲の向上が図られた。

　また、情報誌は観光協会、道の駅などの観光スポット、駅、空港などで、檜山管内をＰＲする媒体として効果的に活用されており、生徒のプレゼン力や地域への愛着の姿勢は、役場関係者や観光協会などから高い評価を受けている。

　なお、今回、最優秀賞受賞者はいなかった。

(道・道教委 2018-08-28付)