道教委・佐藤教育長が学校訪問　教員・生徒との懇談深め　岩見沢市内２校で活動視察

（道・道教委 2018-08-31付）

　【岩見沢発】道教委の佐藤嘉大教育長は二十一日、岩見沢市立光陵中学校（兼平晃成校長）と岩見沢高等養護学校（鎌田典子校長）を訪問。授業や教育活動を視察したほか、教員・生徒との懇談を深めた。

　光陵中では、授業力の向上の取組として、一つの授業を二年生五学級すべてで展開する石川奈美恵教諭の道徳を見学。「教えて考えさせる授業」を実践した堀部健彦教諭の一年生社会科・歴史の授業も参観した。

　続いて、教務、生徒指導、各学年の主任の教員が学力を定着させるための取組や、学校全体の教育力を高める取組、コミュニティ・スクールの取組などについて説明。

　佐藤教育長は、すべての生徒が授業に臨めるよう行っている配慮や、働き方改革と部活動の指導時間などについて質問するなど、教員との懇談を深めた。

　このあと岩見沢高等養護に移動し、教育活動や施設を視察。また、夏休み中に東川町で開催された写真甲子園に二年連続で出場した表現写真部の辻悠斗君、花村寿里亜さん、竹内美桜さん、顧問の河原勇滋教諭と懇談した。

　生徒は、連続出場できた要因や活動、写真を選ぶポイントなどを紹介。佐藤教育長は「全道の高校生と交流した経験を大切にし、充実した学校生活を送ってほしい」とエールを送った。

(道・道教委 2018-08-31付)