学校農ク連盟全道技術協議大会　２８校４５０人が日ごろの成果競う　旭川農業が４競技制覇

（関係団体 2018-09-03付）

　【帯広発】日本学校農業クラブ北海道連盟と東北海道農業クラブ連盟は八月上旬の二日間、帯広農業高校で三十年度日本学校農業クラブ北海道連盟全道技術競技大会を開いた。全道二十八校から四百五十人を超える生徒が出場。農業・園芸・畜産などの農業鑑定競技や家畜審査競技、フラワーアレンジメント競技など十二競技において日ごろの学習で培った技術を競い、最優秀賞は旭川農業高校が個人で三競技、団体で一競技の計四競技を制覇。岩見沢農業高校が個人二競技で栄誉を勝ち取った。

　大会は、全道のクラブ員が日ごろ農業科目の学習で習得した諸技術を競い合い、専門的能力の向上を図るとともに、クラブ員相互の親睦と連携を深めることが目的。農業・園芸・畜産・生活・食品・森林・農業土木の農業技術鑑定競技、乳牛と肉牛の家畜審査競技、平板測量競技、フラワーアレンジメント競技、農業情報処理競技の十二分野の競技会を開いた。

　このうち、フラワーアレンジメント競技では、高見澤美智子審査委員長（ＮＦＤ協会名誉本部講師・試験審査委員）があいさつし「フラワーアレンジメント競技は総合得点で結果を出すので、日ごろの成果を存分に発揮してほしい」と奮起を促した。

　このあと、競技を開始。参加生徒は、自分の思い描いたフラワーアレンジメントを時間内につくり上げようと懸命に競技に挑んでいた。

　各競技の全道最優秀賞受賞者はつぎのとおり。＝敬称略＝

▼農業鑑定競技・農業＝林直澄（東藻琴高）

▼農業鑑定競技・園芸＝本間裕貴（壮瞥高）

▼農業鑑定競技・畜産＝早川大生（とわの森三愛高）

▼農業鑑定競技・食品＝吉田ゆりか（旭川農業高）

▼農業鑑定競技・森林＝増田朱莉（岩見沢農業高）

▼農業鑑定競技・農業土木＝池田海雄（岩見沢農業高）

▼農業鑑定競技・生活＝砂田風花（旭川農業高）

▼平板測量競技＝旭川農業高Ａ

▼家畜審査競技（乳牛の部）＝大川瑞穂（士幌高）

▼家畜審査競技（肉牛の部）＝小林洸翔（別海高）

▼フラワーアレンジメント競技＝佐々木春華（当別高）

▼農業情報処理競技＝小柳侑（旭川農業高）

(関係団体 2018-09-03付)