道高校長協会家庭部会が発表会　最優秀に三笠高・村木さん　日ごろの学習成果を披露

（関係団体 2018-09-05付）

　道高校長協会家庭部会（吉田岳夫会長）主催の第六回意見・体験発表大会が八月二十四日、江別高校で開かれた。道内十校から生徒十人が参加し、日ごろの学習成果についての意見や体験を発表。最優秀賞には、日本一のパティシエ高校生を決める全国大会に挑戦する過程で学んだこと、将来に向けた思いを伝えた三笠高校三年生の村木宏寧さんの発表「これまでのわたし　これからのわたし」が栄誉に輝いた。

　全道の高校で普通教科「家庭」、専門教科「家庭」「福祉」を学んでいる生徒が日ごろの学習成果について意見・体験を発表するとともに、生徒相互の交流を通して「生きる力」を育み、家庭・福祉教育の充実を図るもの。

　はじめに、吉田会長があいさつ。「緊張を楽しむ思いで、これまでの授業を通して学んだ成果を存分に発表して」と呼びかけた。

　続いて、出場生徒十人が順番に発表。将来の夢、地域で果たしていきたい役割、日々の生活の中で強く実感したことなどを、七分間の制限時間の中で堂々と伝えた。

　審査の結果、三笠高校三年生の村木さんの発表「これまでのわたし　これからのわたし」が最優秀賞を受賞。村木さんは製菓部の部長を務め、高校生パティシエ日本一を決定する「貝印スイーツ甲子園」東日本ブロック大会出場に向けた練習や本番で学んだこと、将来に向けた思いを発表した。

　優秀賞には、ニセコ高校一年生の中鉢蒼君の「守り、繋ぐ～Ｎｉｓｅｋｏ　Ｓｔｙｌｅのおもてなし」、札幌手稲高校二年生の依田美佳さんの「ありのままの自分と向き合うって大切」が選ばれた。

(関係団体 2018-09-05付)