35校指定し実践研究 SCRUM推進校と連携校―道教委 ALの視点で指導法改善(道・道教委 2018-09-19付)
道教委は、本年度「教科等の本質的な学びを踏まえた主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの学習・指導方法の改善の推進のための実践研究(SCRUM)」における推進校および連携校を決定した。推進校には、倶知安高校など六校、連携校には、岩見沢西高校など二十九校を指定。「アクティブ・ラーニングの視点からの学習・指導方法の改善」など三点の研究課題のもと研究を進める拠点校四校と協力しながらそれぞれ事業を推進する。
文部科学省の委託を受けて道教委が実施する事業。主体的・対話的で深い学びの視点からの学習・指導方法の改善やカリュキュラム・マネジメントの推進などに取り組むとともに、その成果を普及し、新学習指導要領の周知・徹底を図ることが目的。
事業期間は三十~三十一年度の二年間。本年度拠点校として道央・道南・道北・道東の四圏域ごとに、夕張高校、静内高校、遠別農業高校、帯広柏葉高校の四校が指定を受けている。
本年度の研究課題には、①主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの学習・指導方法の改善②カリキュラム・マネジメントの推進③遠隔システムを活用した指定校の連携―の三点を設定。 三十年度推進校として、倶知安高など六校、連携校として、岩見沢西高など二十九校を決定した。
三十年度推進校および連携校はつぎのとおり。
▼推進校
▽道央=倶知安
▽道南=室蘭清水丘、江差
▽道北=枝幸
▽道東=北見柏陽、根室
▼連携校
▽道央=岩見沢西、栗山、月形、長沼、札幌東、札幌北陵、野幌、倶知安農業、蘭越
▽道南=伊達、平取、松前、函館西、上ノ国
▽道北=旭川永嶺、留萌、苫前商業、羽幌、天塩
▽道東=網走南ヶ丘、紋別、音更、大樹、本別、厚岸翔洋、標茶、釧路江南、釧路東、別海
(道・道教委 2018-09-19付)
その他の記事( 道・道教委)
道高校長協会等文教施策要望への道教委回答〈下〉
道高校長協会、道高校教頭・副校長会、道公立学校事務長会の三十年度道文教施策に関する要望に対する道教委の回答はつぎのとおり。 ◇ ◇ ...(2018-09-21) 全て読む
IoTの学び推進地域実証事業―道教委ほか 道内全域でICT人材育成へ 11月からWebサイト制作講座
道教委、北海道大学オープンエデュケーションセンターなどで構成する北海道ICT人材育成協議会は、総務省の委託を受け、「地域におけるIoTの学び推進事業」地域実証事業に取り組む。北大、札幌琴似...(2018-09-20) 全て読む
第1回道文化財保護審議会開く 天然記念物指定へ協議 会長に北大院・大原氏選出
三十年度第一回道文化財保護審議会が十八日、道庁別館で開かれた。会長に北海道大学大学院環境科学院の大原雅院長を選出するなど、今期の部会構成を決定。審議に入り、ヌマタネズミイルカ化石を道の天然...(2018-09-20) 全て読む
道高校長協会等文教施策要望への道教委回答〈中〉
道高校長協会、道高校教頭・副校長会、道公立学校事務長会の三十年度道文教施策に関する要望に対する道教委の回答はつぎのとおり。 ◇ ◇ ...(2018-09-20) 全て読む
十勝局が道徳授業実践公開 事例集作成に向け協議 『きたものがたり』活用
【帯広発】十勝教育局は十一日、中札内村立中札内中学校(中村俊緒校長)で道徳授業実践公開を行った。管内道徳教育推進会議委員七人と、中札内村教育研究所所員などが参加した。道徳推進会議委員で同校...(2018-09-20) 全て読む
道高校長協会等文教施策要望への道教委回答〈上〉
道高校長協会(川口淳会長)、道高校教頭・副校長会(渡邉周一会長)、道公立学校事務長会(阿部雅一会長)の三十年度道文教施策に関する要望に対する道教委の回答を三回にわたって掲載する。 道教...(2018-09-19) 全て読む
ビラッシュ教授が道庁訪問 アルバータ州は“真の友” 高橋知事 さらなる交流拡大を
在エドモントン日本名誉総領事に就任したカナダ・アルバータ大学のオレンカ・ビラッシュ教授が十三日、道庁本庁舎を訪れ、高橋はるみ知事、道教委の佐藤嘉大教育長らと会談した。高橋知事はビラッシュ教...(2018-09-19) 全て読む
いじめ問題への対応―6月末現在、道教委まとめ 認知件数は3倍近くに 設問変更で小学校が大幅増
道教委は、ことし六月末現在における「いじめの問題への対応状況の調査」結果をまとめた。学校が認知したいじめの件数は、前年度同期比四千三件増の六千三百四十九件と三倍近く増加。特に、小学校が三千...(2018-09-19) 全て読む
道研と北斗市教委が連携研修講座 プログラミング教育学ぶ 導入に向けた課題を情報共有
【函館発】道立教育研究所と北斗市教委は八月下旬、北斗市総合文化センターで市町村教委連携研修講座を開いた。市内小・中学校の教職員二十一人が受講。道研企画・研修部の小野篤夫主査が講師を務め、新...(2018-09-18) 全て読む
道立美術館29年度運営状況―道教委 評価結果を初めて公表 旭川の作品収集など高評価
道教委は、道立美術館の運営状況に関する二十九年度評価結果を公表した。評価結果を公表するのは今回が初めて。近代美術館、三岸好太郎美術館では、すべての基本的運営方針の評価項目で「B」を達成した...(2018-09-18) 全て読む