教育課題解決へ研鑚　オホーツク管内小中学校長会が教育経営研究会

（関係団体 2018-10-05付）

働き方改革や新学習指導要領への対応などを協議した

　【網走発】オホーツク管内小中学校長会（菊野淳一会長）は九月二十六日、北見市内の端野町公民館でオホーツク地区教育経営研究会を開いた。研究主題「学校教育の今日的課題解決のために」のもと、情勢報告や研究協議を実施。学校における働き方改革や新学習指導要領への対応など、様々な教育課題の解決に向け研鑚を積んだ。

　講師として道小学校長会の松村聡事務局次長と西村裕子事務局幹事（情報部）、道中学校長会の笹川恒春事務局幹事（研修部）が訪れた。

　冒頭、菊野会長があいさつ。研究会の趣旨を説明した上で、「私たち校長は、国および北海道教育の動向、管内教育の状況と課題をしっかりと踏まえて学校教育を進めていかなければならない」と強調。

　また、「結束して諸課題の解決に向け、学校経営に当たることが大切だと考える。そのことが経営の責任者である一人ひとりの校長にとっても心強いものになると思う」と述べた。

　続く情勢報告では、道小の松村事務局次長が道小、道中の年間の活動内容を説明したほか、新聞記事を示しながら教育情勢を紹介した。

　また、同日午前中に行われた管内市町村校長会長連絡協議会の協議内容が報告され、三十年度当初人事、学校における働き方改革「北海道アクション・プラン」、コミュニティ・スクール、道徳科の実施状況、「保護者等を対象とした説明等の業務」の勤務の割り振りなどについて、各市町村校長会の代表者が課題や取組状況を説明した。

　このあと、研究協議を実施。①学校経営②教育課程③管理運営④待遇改善⑤教育改革⑥組織強化―の六点に関する管内小中学校長会からの質問に対し、道中の笹川事務局幹事が回答した。

(関係団体 2018-10-05付)