第62回高校定通制生活体験発表大会 最優秀に布藤さん(東藻琴) 農業経営への思い訴える
(関係団体 2018-10-19付)

高校定時制通信制生徒生活体験発表
代表生徒12人が、将来の夢や希望を堂々と発表した

 道高校長協会定通部会(蓑島崇部会長)は十日、札幌市教育文化会館で第六十二回道高校定時制通信制生徒生活体験発表大会を開いた。各地区等の代表生徒十二人が自らの経験や意見、未来への希望を発表。農業の魅力発信や将来への思いを語った東藻琴高校三年生の布藤和花さんの発表「第二のふるさとで見つけた私の夢~地域で学んだ未来の農業経営のカタチ」が最優秀賞に輝いた。=布藤さんの発表内容は後日掲載=

 開会式では、大会長を務める蓑島部会長があいさつ。

 「自分の意見や思いを発表することは大変貴重な経験。緊張感に負けず、練習の成果をいかんなく発揮してほしい」とエールを送った。

 また、道環境生活部の堀本厚くらし安全局長が高橋はるみ知事、道教委の小形秀雄教育指導監が佐藤嘉大教育庁の祝辞を代読。

 小形教育指導監は「学び得た経験の一つ一つが貴重な財産となり、将来の皆さんを支えてくれると信じている。変化の激しい社会の中、自分の生き方を主体的に考え、今後の学校生活、社会生活を一層充実したものにしてほしい」と語った。

 続いて、十二人の生徒たちが自分たちの経験、意見や未来への希望を発表した。

 審査の結果、オホーツク地区の代表として出場し、農業の魅力発信の取組や将来の思いを語った東藻琴高三年生の布藤さんが最優秀賞、有朋高校二年生の田中紫織さんが優秀賞(第二位)に輝き、全国大会の出場を決めた。

 大会結果はつぎのとおり。=敬称略=

▼最優秀賞=「第二のふるさとで見つけた私の夢~地域で学んだ未来の農業経営のカタチ」(東藻琴三年・布藤和花)

▼優秀賞(第二位)=「ひとつの分岐点」(有朋二年・田中紫織)

▼優秀賞(第三位)=「私の夢」(江別四年・グル・サラル)

▼奨励賞(第四位)=「諦めた夢をもう一度追いかけるために」(函館中部四年・宮川裕里加)

▼奨励賞(第五位)=「過去と今と、そして これから」(旭川東三年・寺本姫果)

▼奨励賞(第六位)=「あなたにとって学校とは、どのような場所?」(釧路湖陵四年・吉原茉緒)

(関係団体 2018-10-19付)

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