オホーツク管内小中教頭会　学校管理・運営充実目指す　３０人対象に新教頭研修会開く

（関係団体 2018-10-23付）

昇任１～２年の教頭が講演や研究協議を通して研鑽を積んだ

　【網走発】オホーツク管内小中学校教頭会（信田雅守会長）は十二日、ホテルロイヤル北見で新教頭研修会を開いた。一～二年目の教頭約三十人が参加。研究主題「教頭の資質・能力の向上をめざして」のもと、講演や研究協議を通して、今後の学校管理・運営の充実に向け研鑚を積んだ。

　教頭職一～二年目の教頭に求められている資質の向上について、講話や研究協議を通して自己研鑚に努めることが目的。

　冒頭、信田会長があいさつ。「きょうのこの時間が、皆さんにとって実り多いものになれば」と期待した。

　続いて、オホーツク管内小中学校長会前会長で北見市立北光小学校の武智茂雄校長が「教頭職をぜひ楽しんで」と題して講演。

　「校長の補佐」「校務の整理」など、教頭の仕事および心得を挙げた上で、教頭に期待することととして、自身が教頭に承認した際に先輩の校長から受けたアドバイスを紹介。「目配り、気配り、心配り」をもとに、リーダーシップを発揮していくことなどを求めた。

　最後に、学校経営方針の具現化を図るためのパイプ役、ミドルリーダーの育成など、「教頭なくして“学校の活性化”はない」と教頭のやりがいなどを説明。「先生方とコミュニケーションをとりながら、元気に教頭職を楽しんでほしい」と呼びかけた。

　このあと、研究協議を実施。小学校Ａ、小学校Ｂ、中学校Ａ、中学校Ｂの四つの分科会で、「学校組織マネジメント」「教頭に必要な資質・能力」などについて話し合った。

(関係団体 2018-10-23付)