第５４回道文化財保護功労者表彰　３団体が晴れの栄誉　長年にわたる功績たたえ

（関係団体 2018-10-29付）

舟山会長が各団体の代表者に表彰状を手渡した

　道文化財保護協会（舟山廣治会長）は二十三日、道庁赤れんが庁舎で第五十四回道文化財保護功労者表彰式を執り行った。舟山会長が手稲郷土史研究会など三団体の代表者に感謝状を授与。本道の文化財の保存、保護、保護思想の普及における長年の功績をたたえた。

　本道の文化財の保存、保護、保護思想の普及に関する実践功労を顕彰し、文化財保護の普及に資することが目的。

　本年度の受賞団体は、手稲の歴史に関する研究を重ね、地域住民が郷土の歴史への関心を深める活動に取り組む手稲郷土史研究会、松前神楽の保存・伝承に貢献する松前神楽北海道連合保存会、えりも町内の自然・歴史・文化の調査・保護活動に取り組むえりも町郷土資料館Ｎ°の会の三団体。

　表彰式では、舟山会長が式辞。

　北海道の歴史や文化を知る上で、「貴重な共有財産である文化財を次世代のために守り、伝えることが求められている」と強調し、受賞者に感謝を示すとともに「今後とも、文化財の保護、普及の活動に変わらない指導と尽力をお願いする」と述べた。

　受賞者の功績概要を紹介したあと、舟山会長が受賞団体の代表者一人ひとりに表彰状を手渡した。

　つぎに、来賓として道環境生活部の小出幸希文化局長が高橋はるみ知事、道教委の大川祐規夫生涯学習推進局長が佐藤嘉大教育長のメッセージをそれぞれ代読した。

(関係団体 2018-10-29付)