札幌市小学校教頭会が全市研修会 情報共有の重要性確認 市教委の檜田学校教育部長講演(関係団体 2018-11-01付)
札幌市小学校教頭会(宗石健太郎会長)は十月二十四日、市内のちえりあで全市研修会を開いた。札幌市教委の檜田英樹学校教育部長が「教頭として、これからの学校をつくるために」と題して講演。情報共有の重要性を訴えた。講演を通して、教頭としての資質・能力の向上を図った。
冒頭、宗石会長があいさつ。北海道胆振東部地震の避難所運営で、保護者・区役所などとの連携の大切さにふれ「今回の連携を一層大切にし、(教頭としての)在り方を探り、全市研修会を情報共有する場にしながら、互いにより高め合うことができれば」と話した。
引き続きあいさつした道公立学校教頭会の稲上敏男会長は、全国公立学校教頭会全国大会札幌大会にふれ「目指していた良い大会にすることができた。札幌の力は全国の副校長・教頭に届いた」と述べたほか、感謝の気持ちを表した。
また、市教委総務課の田畑裕紀財務担当係長らが「学校徴収金」「包括的外部監査結果、定期監査の実施」「理科実験用薬品の取扱い」に関して説明した。
続いて、檜田学校教育部長が「教頭として、これからの学校をつくるために」と題して講演した。
檜田部長は、教頭として勤務していた経験から「日ごろから校長と考え方をすり合わせることが大切」と話すなど、学校内での情報共有の重要性を訴えた。
このほか、働き方改革推進の観点から、業務時間外における転送電話導入の検討を求めた。
(関係団体 2018-11-01付)
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