グラウンド整備に謝意　札幌市立羊丘中　タカハタ建設に感謝状贈呈

（学校 2018-11-21付）

感謝状を渡す富川校長（左）

　札幌市立羊丘中学校（富川浩校長）は十二日、同校でタカハタ建設(株)に対して感謝状を贈呈した。同校グラウンドの排水溝などにたまった土砂を取り除いたことに対するもの。富川校長は同社の活動に対し謝意を示した。

　高台にある同校では、雨量が増すと落ち葉などで詰まった排水溝から水があふれ、土や泥が近隣住民宅に流れ出すことがあり、学校に苦情が入るなど対応に苦慮していた。

　同社職員の子どもが同校に通っていたことから、事情を知り、二十四年度から毎年、清掃ボランティアを実施している。

　同社は十二日にことしで七回目となる活動を実施。グラウンドの外周に約三百㍍ある排水溝のほか、地中深くにある排水桝にたまった土や泥をスコップやバケツを使って処理した。

　今回、同校では清掃活動に対して感謝状を贈ることとした。

　この日、同社札幌支店の飯田博史支店長らが同校を訪問した。

　富川校長が感謝状を贈呈。

　学校施設について生徒のみならず、地域住民も使用することから「清掃していただき、本当にありがたい」と感謝の言葉を述べた。

　飯田支店長は清掃ボランティアについて「今後も継続して取り組んでいきたい」と話していた。

(学校 2018-11-21付)