【解説】今年の漢字に「災」
(解説 2018-12-14付)

 三十年の世相を表す「今年の漢字」に“災”が選ばれた。

 「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会(本部・京都、髙坂節三代表理事)が平成七年から漢字の奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として実施。毎年年末に一年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から募集し、最も応募数の多い漢字を「今年の漢字」として選んでいる。

 ことし十一月一日から十二月五日の期間に募集。全国から十九万三千二百十四票の応募があり、「災」が二万八百五十八票(一〇・八%)を集め一位となった。

 また、二位に「平」、三位に「終」、四位に「風」、五位に「変」、六位に「暑」、七位に「大」、八位に「最」、九位に「新」、十位に「金」がそれぞれ選ばれた。

 一位の「災」が選ばれた主な理由として、二月の豪雪、六月の大阪府北部地震、七月の豪雨、九月の台風21号、九月に発生した北海道胆振東部地震など、地震、台風、豪雨水害、土砂崩れなど全国各地で相次いで災害に見舞われ、甚大な被害に遭ったことで全国的に災害に対する意識が高まったことが挙げられた。

 二位の「平」では、「平」成最後の年であることや「平」昌五輪での小「平」奈緒選手や「平」野歩夢選手をはじめとする日本勢が活躍したこと、南北首脳会談、米朝首脳会談などによって「平」和への期待が高まったことなどが理由として挙げられた。

 三位の「終」は、平成に活躍した著名人の引退や逝去など、「平成最後」のワードがよく使われたことから選ばれた。

 「今年の漢字」に選ばれた「災」については、十二月十二日の「漢字の日」にちなんで、森清範貫主の揮毫によって発表。ことしも京都府の清水寺で奉納の儀式を行った。

(解説 2018-12-14付)

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