円滑な実施に向け研鑽―檜山情報教育研究会　プログラミング教材体験講習会　

（関係団体 2019-02-04付）

ブロックで組み立てたロボットを動かした

　【江差発】檜山情報教育研究会（本谷弘之会長）は一月上旬、厚沢部町立厚沢部小学校でプログラミング教材体験講習会を開いた。檜山管内の教育関係者十七人が参加。ブロックで組み立てたロボットを自由に動かすプログラムを組み込む体験などを通して、プログラミング教育の円滑な実施に向け研鑚を積んだ。

　講習会は、プログラミング教育が求められる背景や教材の活用方法を学ぶことを目的に開催。

　開会式に続き、会員で厚沢部町立館小学校の佐々木明教諭が、小学校におけるプログラミング教育の導入について、子どもたちのプログラミング的思考の成長や情報活用能力の成長が求められていることなどを解説した。

　このあと、㈱栄電社代表取締役の池内卓也氏が講師を務め、プログラミング教材体験を展開。乗り物の形状に組み立てたレゴブロックをプログラミングで動かし、指定されたルートに沿って曲げたり、壁にぶつかったりしないようにするプログラミングを体験した。

　池内氏は、教材について「ロボットの動かし方は児童生徒が自分の考えたとおりにすることができる。プログラミングを通して、自分の考えを表現することができる」と呼びかけ、授業での活用例も示した。

　このほか、パソコンを使って、スズキ教育ソフト㈱のプログラミング教材を実際に体験。プログラミング教育の本格実施に向け、有効な活用方法を学んだ。

(関係団体 2019-02-04付)