倶知安町北陽小１・２年生　建設業者主催の除雪見学会参加　貴重な機会を満喫

（学校 2019-02-05付）

　【倶知安発】倶知安町立北陽小学校（島知章校長）の一・二年生は一月三十日、京極町の菊地建設鉱業㈱（菊地憲一社長）が倶知安町峠下で開いた除雪見学会に参加した。児童たちは、除雪デモンストレーションや除雪車内を見学した。

　菊地建設鉱業が地域の子どもたちに「雪国の冬の生活に欠かせない除雪の仕事について知ってもらう」「乗車体験やデモンストレーションから、除雪車の大きさや力強さを感じ、危険性について理解を深めてもらう」ことなどを目的に開催しているもの。

　ことしで三回目を迎える。

　同校の一・二年生と引率者ら約六十人が参加した。

　現地では、ロータリー車が雪を飛ばしていく作業を見学。

　児童たちは雪が豪快に跳ね上がる様子を興味深げに見入った。

　続いて、除雪トラックやパトロールカーの運転席に座ったほか、オペレーター指導のもと、操作盤などにふれた。

　児童は除雪トラックのブレード部分に触ったり、パトロールカーの警報音を鳴らしたりするなど、普段体験できない貴重な機会を満喫した。

　菊地建設鉱業は「学校のカリキュラムに見学会を組み込んでくれている。来年度以降も継続していきたい」と話している。

(学校 2019-02-05付)