第27期道産業教育審議会 連携や校内体制など3点 フォローアップ会議の課題決定
(道・道教委 2019-02-15付)

道産業教育審議会
委員11人が出席した

 第二十七期道産業教育審議会の第二回会合が八日、札幌市内の道第二水産ビルで開かれた。委員十一人が出席し、これまでの答申・建議と道教委の事業とのかかわりなどを審議。各学校の取組に関し調査・検証する「みらいの産業教育フォローアップ会議」については、各分科会で審議する具体的な課題として地域との連携など三点を決めた。

 第二十七期の審議テーマは、「これからの本道産業教育の充実方策について」。

 昨年九月に開いた初会合では、第二十四期の答申、第二十五期の建議を中心に、これまでの各専門高校の取組における課題等について調査・検証し、解決に向けた成果などについて検討していくことを確認した。

 また、審議の基礎資料を作成するため、学校の取組などについて調査・検証する、みらいの産業教育フォローアップ会議を分科会形式で設置することを決定した。

 第二回会合には、委員十一人が出席した。

 開会に当たり、道教委の赤間幸人学校教育局指導担当局長があいさつ。

 第一回審議会での協議内容にふれ「今回は、第一回会議でいただいた意見を参考にしながら新たな調査の結果をもとに審議していただく。きたんのない意見をいただきたい」と呼びかけた。

 続いて、岡部善平会長(小樽商科大学教授)が「北海道の産業教育がもつ課題に対して解決の糸口がみつかるよう活発に議論を深めたい」とあいさつした。

 議事に移り、事務局がこれまでの答申・建議と道教委事業とのかかわりや、各専門高校における取組などについて説明。これまでの建議や答申の内容を提示したほか、それにかかわる道教委の事業の成果や課題などについて示した。

 みらいの産業教育フォローアップ会議については、①地域(特に産業界)との連携②地域(特に大学等)との連携③校内体制などマネジメント―の三つの分科会に分かれて審議していくことを決定した。

 今後、各分科会を年二回程度開き、課題解決や取組の充実した方策に向け審議していく。

(道・道教委 2019-02-15付)

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