道中が第６回理事研修会開く　新事務局長に和田校長　働き方改革環境整備を―橋本会長

（関係団体 2019-02-19付）

本年度の活動状況や来年度の運営方針を審議した

　道中学校長会（橋本直樹会長）は十五日、ホテルライフォート札幌で三十年度第六回理事研修会を開いた。あいさつで橋本会長は、学校の働き方改革を進めるため、教員のみならず地域・保護者・行政の意識を変えるとともに、制度や環境の整備、校長のリーダーシップの重要性を強調した。議事では、第六十一回研究大会空知・岩見沢大会の開催など、来年度の運営方針などを審議。新事務局長に和田正教事務局次長（札幌市あいの里東）を選出した。

　開会に当たり橋本会長があいさつ。「特別の教科　道徳」の実施や他教科の移行措置対応が求められる中、小学校や高校の指導要領を意識的に学ぶ必要性を挙げ、新しい時代に必要となる資質・能力の育成に向け、情報や実践の交流・共有を進めていく考えを示した。

　また、学校における働き方改革に関する国の動向を踏まえ、本来担うべき業務を整理して教員の意識改革を進めるとともに「地域・保護者・行政の意識を変える手だても図りながら、制度や環境の整備を含めて、校長のリーダーシップがより一層求められることになる」と述べた。

　議事に入り、経営・研修・対策・情報の各部担当者が本年度の活動状況を総括し、来年度の運営方針などを協議。第六十一回研究大会空知・岩見沢大会の開催に向け、方向性を協議した。

　このあと、新事務局長に和田事務局次長を選出した。

　和田新事務局長は「オール北海道で皆さんとともに、道中組織の充実・強化、研究大会の成功・充実に向け全力で取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

(関係団体 2019-02-19付)