道立学校の閉庁日一部改正―道教委通知　実情に応じ設定可能に　基本期間示すカレンダー作成

（道・道教委 2019-04-02付）

　道教委は3月下旬、「道立学校における学校閉庁日の設定について」の一部を改正し、関係機関に通知した。8月15日前後の週休日・祝日以外の3日間を夏季休業期間の基本設定期間とし、学校の実情に応じて基本設定期間以外の日にも学校閉庁日を設定できることを提示。2022年までの学校閉庁日の基本設定期間を示すカレンダーを作成し、職員全体での共通理解、取組の推進を求めている。

　各学校が今後の計画を立てやすいよう、道立学校における学校閉庁日の設定を一部修正。夏季休業期間においては8月15日前後の週休日・祝日以外の3日間を基本設定期間とし、学校の実情に応じ、基本設定期間以外の日にも設定することもできるとしたほか、冬季休業期間においては年末年始の休日を全道統一の学校閉庁日とすることをあらためて示した。

　服務上の取扱いとして、道教委は職員が休暇を取得しやすいよう、夏季休業期間の設定期間、冬季休業期間の年末年始の休日には研修事業などを設定しないこと、学校に対してメールや郵便物等を送付しないことを記載。当該期間とその直後においては、調査の締め切りを設定しないこと、部活動団体や競技団体に対して大会開催を避けるよう働きかけを行うこととした。

　このほか、各学校において次年度の行事予定を作成する際、あらかじめ学校閉庁日を設定して学校行事を設定しないようにするなど児童生徒が登校することがないよう調整し、可能な限り教職員が休暇を取得しやすい環境を整備することを示した。

(道・道教委 2019-04-02付)